今回は、お客様よりよくお問い合わせの多い内容をUPさせて頂きます。ぜひギャッベをお使いの方はご一読頂ければ幸いです。
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日常のお手入れ
お買い上げ頂いたギャッベの日常のお手入れはとてもシンプルです。メインは日々の掃除機掛けとなります。ギャッベは、織りの密度が非常に高く、目がぎゅっと詰まっているため、ゴミや砂、髪の毛、お菓子などの食べこぼしなども奥まで入り込みにくいのが特徴です。ゴミが表面上に留まっていることがほとんどですので、さっと掃除機を掛けるだけで基本的には完了です!掃除機を掛ける際は、絨毯の手並み(やわらかく感じるほう)に沿って丁寧にかけて頂ければ大丈夫です。
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掃除機掛けのルール
ヘッドのブラシが回転する掃除機などはギャッベを痛める恐れがあります。お布団用のヘッドなどの回転ブラシのないタイプに付け替えてかけていただくのがベターです。取り替え用のヘッドがなく、回転を止められない場合は、吸引パワーを「弱」か「中」のモードで、ギャッベにかるく当ててさっとかける程度がおすすめです。
※ギャッベの本来の毛並みのやわらかさを失わないためにも、粘着テープのご使用はなるべくお控え頂き、掃除機をオススメ致します。
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お飲み物をこぼした時の対処
ギャッベは、飲み物をこぼされた場合もお手入れが簡単です。
飲み物をこぼした時のお手入れ
<お手入れ方法>
1.ティッシュで吸い上げる
2.タオルで水拭き
3.乾いたタオルで乾拭き(こすらずたたき洗いがオススメです。)
<乾燥>
季節の変わり目に風通しの良い日陰に干すことも良いです。大きいサイズのギャッベは、半分だけめくって、床やギャッベの裏面にも掃除機をかけてください。
付着したニオイがまだ残っている場合は、汚れが落としきれていない証拠です。
何度か水拭き行うか、ブラシ等を使い部分洗いも可能です。お手入れ後、水分が残り、季節柄、乾きにくい時はドライヤー等で乾燥させて頂ければと思います。
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なぜギャッベはお手入れが簡単なのか
ギャッベの成分であるウールは人間の髪の毛によく似た構造をしており、表面はウロコ形状になっています。これがコーティングのような役割をしてくれるため、飲み物をこぼしてしまっても、中まで染み込みくく、落としやすいのです。毛の油分も多く、それを適度に残しているので汚れがつきにくいのです。
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ギャッベの日焼け
ギャッベは絶対に日焼けをしないわけではありません。私たちの髪の毛と同じように、長い時間強い陽射しに浴びるとその蓄積によって毛が傷んだり、色が薄くなる場合もあります。使用していくうちに毛1本1本が細くなっていくことで肌触りも変わってきます。陽射しが入りやすいお部屋に敷くギャッベは、時々柄の向きを反対にしてみてください。反対にすることで、ギャッベに当たる面積を拡散させることができます。こうした日々のお手入れもギャッベの愉しみのひとつなのです。
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絨毯の「遊び毛」について
遊び毛はウールの絨毯の特徴です。理由は2つです。
1.長い毛と短い毛をねじり合わせて一本の糸にしているため、踏むことによって短い毛が徐々に表面に出てくる
2.絨毯の毛足をカットする工程で残ってしまった繊維が、触れることによって徐々に表面に出てくる
この『遊び毛』、はじめのうちは特に目立ちます。掃除機掛けをするだけでおにぎりサイズの毛が取れます。日々掃除機を掛けながら使用すると半年~1年程で少しずつ落ち着いていきます。自然なことですのでお気になさらず、ギャッベの特徴ととらえて頂いて安心してお使いいただければと思います。
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専門クリーニングについて
弊社提携クリーニング店様がございます。ご使用15年程度をめどに本格的にクリーニングをご検討の方は、ぜひご相談くださいませ。納期と費用のお見積りをさせて頂きます。
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